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脂漏性皮膚炎の保湿化粧品の選び方ガイド

脂漏性皮膚炎 保湿

脂漏性皮膚炎の肌は敏感になっており、新しい化粧品を購入するにも肌に合わなかったらどうしよう…と躊躇している方が多いのではないでしょうか。また、脂漏性皮膚炎の肌トラブルを化粧品で解決できたら…と思っている方もいらっしゃると思います。

今回は脂漏性皮膚炎の改善に効果的な保湿化粧品の選び方についてご紹介します。

脂漏性皮膚炎にはまず保湿が重要

脂漏性皮膚炎は、もともと体に存在するマラセチア真菌が繁殖することで発症します。このマラセチア真菌は皮膚から過剰に分泌された皮脂をエサにして繁殖します。そのため、脂漏性皮膚炎の症状改善には過剰な皮脂分泌を抑えることが重要です。

皮脂分泌を抑える、と聞くと強い洗浄力の洗顔料を使用したり、収れん作用のある化粧品を利用することが考えられますが、実はこれは逆効果です。「収れん」とはアルコールやビタミンCなどにある肌を縮める作用のことです。

過剰な皮脂分泌は乾燥が原因

過剰な皮脂分泌の原因は肌の乾燥にあります。肌の水分が不足し、外部からの刺激から肌を守れなくなってしまったときに、皮脂で肌表面に膜を張って守ろうとするため、通常よりも多く皮脂が分泌されるのです。

そしてこれが真菌のエサとなります。過剰な皮脂分泌を防ぐためには、まず保湿して肌の水分量を十分保つことが重要です。

脂漏性皮膚炎でも使用できる安心な保湿成分を選ぼう

保湿

保湿、と一言で言ってもその役割を果たす成分は様々です。脂漏性皮膚炎の肌の保湿にとって重要なのは、負担のない安心して使用できる成分であること。もともと肌に存在する保湿成分を選ぶようにしましょう。

セラミド

肌の中でも上部の角質層に存在。細胞の間を埋める細胞間脂質の1つで保水力が高い。

ヒアルロン酸

肌の真皮層に存在。水分を抱え込む力が高く、1グラムで6リットルの保水力がある。

コラーゲン

真皮層の主成分。肌以外にも体中に存在する。エラスチンと主に肌の弾力を保つ役割がある。

エラスチン

真皮層に存在。真皮層で表皮のハリを保つための柱のような役割をしており、不足するとしわやたるみの原因になる。

上記の成分はもともと肌に存在し、保湿に大きくかかわる成分です。

脂漏性皮膚炎の肌は通常の状態よりもダメージを受け、肌の機能が低下している状態です。もともと肌に存在する成分を補うシンプルなケアで本来の正常な状態の肌を取り戻しましょう。

保湿化粧品の具体的な選び方

セラミドなら「ヒト型セラミド」配合のものを!

脂漏性皮膚炎の方にいちばんおすすめの保湿成分はセラミドです。肌の上部である角質層に存在するので効果が実感しやすく、乾燥を防ぐと同時に肌トラブルを繰り返さない強い肌へ導いてくれます。

セラミドと名前の付く成分にはいくつか種類があります。セラミドの由来により構造が異なるためです。もともと皮膚に存在するセラミドに最も近い構造をしているのが「ヒト型セラミド」です。その他のセラミドよりも保水力が高く、深くまで浸透します。化粧品に配合されているセラミドの種類に注意して選びましょう。

セラミドについては「脂漏性皮膚炎にセラミドが良い?化粧品やサプリ等、どうやって取り入れるの?」の記事も参考にしてください。

コラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンは一緒に摂取するとよい

真皮層存在するコラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンはそれぞれに関わりあって存在します。水分を保つはたらき、肌の弾力を保つはたらきもお互いが支えあっているので、どれか1つではなく、バランスよく補うことが重要です。この3つの成分にはアンチエイジングの効果の期待できるため、保湿に加えてアンチエイジング効果(しわやたるみの改善)を謳っている化粧品を選べば、3つの成分がすべて配合ざれている可能性が高いです。

脂漏性皮膚炎の肌に避けたい化粧品

さっぱりタイプの化粧品

脂漏性皮膚炎の肌は皮脂分泌が多いため、化粧品もついさっぱりしたものを選びたくなると思いますが、それでは本来の原因である乾燥の改善につながりません。

有効成分をしっかり浸透させるためにも、水っぽいものよりはとろみのあるものを選びましょう。

また、さっぱりした使用感の化粧品にはアルコールが使用されていることがあります。肌のバリア機能が低下した脂漏性皮膚炎の肌に使用すると、赤みやひりつきの原因となりますので、アルコールが配合された化粧品は避けましょう。

収れん効果のある化粧品も避ける

「収れん」とは「縮む」ことを指します。肌の組織を収縮させ、毛穴を引き締めたり肌のハリをアップさせる目的で化粧品にも取り入れられます。ビタミンC誘導体や植物エキスを由来とした成分が収れん効果のために配合されることが多いです。

毛穴が引き締まれば皮脂分泌を抑えることにもつながりますが、収れん効果を期待した化粧品日はアルコールが含まれる可能性があります。また、ビタミンCなどの成分は、肌が敏感な状態だとひりつきやかゆみといったトラブルを引き起こす可能性があります。アルコールほどではありませんが、パッチテストやサンプルでの使用で様子を見てからの継続使用がおすすめです。

脂漏性皮膚炎にはシンプルな保湿ケアが鉄則

脂漏性皮膚炎の根本的な改善にはまず保湿が重要です。中でも肌に負担の少ない成分を選んで使用するのが良いでしょう。脂漏性皮膚炎の肌は、通常よりも肌の状態がマイナスにあることを忘れず、積極的な美容成分を与えるより、肌本来の力を取り戻すイメージで化粧品を選ぶことが大切です。また、いくらシンプルな成分であっても、敏感な状態の肌ではトラブルが起こらないとも限らないため、いきなりの使用は避け、様子を見ながら使用するようにしましょう。

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